材料の過不足

サイディングプレカットと現場施工の違いの一つに、
施工前に必要なサイディング本体と出隅の数量が正確に分かるかどうかということがあります。

もちろん図面があり、積算をして大体の必要な部材の数量は分かりますが
建物の形状や板の取りによって必要な数量というのは変わります。

正確な数量が事前に分かることで何が変わるかというと
材料不足による施工のストップや出戻りを避けられたり
材料が余ることによる廃材や無駄を省くことができるという利点があります。

 

上の写真のように、サイディングプレカットでは
CADが終わった段階でカット図が出るので板の必要枚数が分かります。

建物の形状も分かっているので出隅の本数も拾うことができます。
もちろん予備材も入れるので
よっぽどのことがない限り、現場での材料不足は発生しないという訳です。

開口部

前の記事

ナナメのカット
貼りあがり

次の記事

アングル周り